エックスサーバー
エックスサーバー/エックスサーバー株式会社
社名 | エックスサーバー株式会社 |
---|---|
設立 | 2004年1月23日 |
所在地 | 〒530-0011 大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 タワーA 32F |
「ワードプレスを始めるなら、エックスサーバーがおすすめ!」と推奨する投稿をよく見かけます。そんな投稿につられ私もユーザーになった一人ですが、やはり噂通りの速さと安定感があってメインサーバーとして使っています、今回はそのエックスサーバーの魅力やデメリットについても深く掘り下げてみたいと思います。
エックスサーバーは大阪梅田に本社を置く企業で、国内サーバー業界ではシェアはナンバーワンです。その傘下には格安として有名なスターサーバーがあります。
エックスサーバーの強みは、突然の同時アクセスに強い「Nginx」(エンジンエックス)を採用、バックアップ機能やサポートも充実しており、さらに、安定度・運用実績・表示速度と3つの要素を網羅した、人気の高性能レンタルサーバーです。
エックスサーバーの最安料金プラン(スタンダード)は、他社のスタンダードプランより、約2倍程度高い料金設定となっています。その分、高性能の恩恵と充実したサポートを受けることができます。
サーバー稼働率、99.99%以上!
エックスサーバーは管理画面が分かりやすく、はじめての方でも簡単にドメイン設定からブログの立ち上げまで行うことが可能です。もちろん、ワードプレスの簡単インストール機能にも対応しています。
高性能とサポートの両立を求めるなら、エックスサーバーは最高のコストパフォーマンスです。
エックスサーバー メリット
エックスサーバーで感じた良い点
- WordPressが速くて安定している
- 自動バックアップ機能つき
- 独自ドメインが永久無料
- WordPress簡単移行
- 10日間のお試し期間
- 使いやすいコントロールパネル
ユーザーが求める機能の多くを網羅する高性能レンタルサーバー!

エックスサーバーには、ワードプレスの高速動作「KUSANAGI」という最新技術が導入されています。また、すべてのディスクには高性能なMVNeSSDのRAID10構成が採用されています。
その他にも、PHP高速化やXアクセラレータなどの機能があり、WordPressの安定的な速さに貢献しています。
エックスさんはトータルバランの良いサーバーです、サイトの表示速度についての心配は不要ですね!

+0.1エックスサーバーには、サーバー故障や誤操作でのデータ消失に備えて、自動バックアップ機能を標準搭載しています。
WEBサイト・Eメール・データベースの内容を毎日1回専用サーバーにコピーされ、最高で過去14日分までのデータを復旧することが可能です。
公式サイト「バックアップ概要」...自動バックアップ機能 エックスサーバー

エックスサーバーの自動バックアップ機能は、バックアップと復元を無料で行えるのが特長です。

+0.1エックスサーバーの「永久無料ドメイン」特典とは、サーバーを契約中の期間に限り独自ドメインを一つ無料で提供してもらえる評判のサービスです。
これは新規取得するドメインはもちろん、他社から移管するドメイン、取得済みドメインへの適用も可能です。
ただ、欠点なのは一度永久無料ドメインとして適応してしまうと、他のドメインに適応変更したくてもできないこと!
サーバーの新規契約や二年目の更新料は、経済的な負担が大きいので様々な特典があると助かりますね!

- WordPress簡単移行
他社のレンタルサーバーでも、僅か15分程度で問題なくWordPressの引っ越しができます。独自ドメイン運用している場合は、最後にネームサーバーをエックスサーバーに向けるだけ、また、「htaccess」「SSL」「WAF」などは再設定が必要な場合があります。公式マニュアル...WordPress簡単移行 エックスサーバー
- 10日間のお試し期間
割り当てられたIPアドレスの動作確認やIPブラックリストなどの調査を契約する前にできるので安心です。
- 使いやすいコントロールパネル
初心者にも上級者にも分かりやすくて使いやすいコントロールパネルになっています。
エックスサーバー デメリット
エックスサーバーを使って感じた問題点
- 商標ドメインが重複する
- 夜の混雑時に反応が遅い
- 料金が他社より高い
- 大規模な障害が発生

商標やメジャードメインを取得してから、レンタルサーバーに設置したときに、たまに前所有者のWEBサイトが現れることがあります。
ドメインの設定が前所有者と重なる問題は、エックスサーバーだけに起こる問題ではありません、アフィリエイターに好まれるサーバーで起こりがちです。

エックスサーバーは高速化のため、2021年7月のNVMe構成サーバーの刷新や同時アクセスに強いNginxが採用されています。しかし、一定数のユーザーと共用しているため、混雑する時間帯は多少遅くなることもあると思います。
一方、エックスサーバーの同居サイト数をIPアドレスから幾つか調べてみると、いずれも150件前後と一番同居数が少なくて、しっかり管理されているのが分かります。

-0.1今回、比較している6社の中では料金が一番高いサーバーになります、エックスサーバーの速度と使いやすさを考慮すると妥当な価格なのかも知れませんね、一年とか二年の長期契約をすると割引率が大きくなりお得です。
ただ、個人ブログのみでエックスサーバーを使うのは、ややオーバースペックに感じることもあります!
同価格帯のConoHaWINGと料金面で比較してみました。スペックではNVMeストレージが採用されているエックスサーバーの方が若干上と感じます。
比較項目 | エックスサーバー | ConoHaWING |
---|---|---|
プラン | スタンダード | ベーシック |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月々の料金 | 1,100円 | 931円※1 |
2年目の月々料金 | 1,100円 | 990円 |
※料金価格はすべて税込み表記です。また、上記に記載している月々の料金は1年契約をした場合の年間割引価格から12で割った数値を月々の料金(税込)としています。
※1. Conohaはキャンペーン割引率により若干価格が上下に変動します。

-0.22022年4月11日、丁度の日付が変わった頃から約2時間、この当方WEBサイトへのアクセスができなくなりました。障害情報を調べようにも、エックスサーバーの公式サイトにも繋がらない。Twitterにて「エックスサーバー障害」で検索すると、「エックスサーバー落ちてる」などの情報が多く投稿されています。
まさか稼働率99.99%を誇るエックスサーバーで起こるとは思わなかったです。しかし、格安サーバーだと翌日まで対応がズレ込むことも、ざらにあります。エックスサーバーの復旧対応が早かったのは不幸中の幸いです。
Webサイト表示速度は、とても重要であり、検索順位や訪問者の離脱率に影響します。エックスサーバーの表示速度が速いというメリットは、レンタルサーバーを選ぶ上で重要なアドバンテージになります。
2022年3月ページエクスペリエンスの導入!
ページエクスペリエンスとは、訪問者がWebページで感じる使いやすさの指標となるものです。例えば、サーバーの性能が悪く、ページ読み込みに時間がかかる場合などは、Google検索順位に影響がでることもあります。
その中でも、パフォーマンスに関する指標として、コアウェブバイタル(Core Web Vitals)の「LCP」「CLS」「FID」3つの要素がSEOにとって重要になります。

サーバージプシーの私は、2020年から念願のエックスサーバーを使い始めました。
料金が高いのがネックだけど、評判通りの表示速度と安定度がありとても満足で~す。夜はたまに反応が遅いときがあります。メールサポートは24時間以内に回答がくるので悪いと感じた事はありません。
高性能エックスサーバーの性能をチェック!
Xアクセラレータが有効と無効では、2回目以降の表示の速さが結構違います、同時アクセス数拡張やPHP処理の効率化により、とくにワードプレスでは顕著に差が出ます、下記テストではファーストビューを重要視しており、Xアクセラレータとサーバーキャッシュは無効にして測定しています。
※現在はドメイン登録時には「XアクセラレータVer.2」が自動的にONになります。
エックスサーバーの速度
エックスサーバーと他社との性能の違いについて簡単な一覧表にまとめました。
エックスサーバー 他社との比較表
名称 | HTML | WordPress | PHP | Ping |
---|---|---|---|---|
1コアサーバー(CORE-X) | 0.40s | 0.57s | 0.0170s | 0.00604s |
2ConoHaWING(ベーシック) | 0.44s | 0.40s | 0.0052s | 0.00585s |
3エックスサーバー(スタンダード) | 0.46s | 0.49s | 0.0019s | 0.01386s |
4スターサーバー(スタンダード) | 0.54s | 0.54s | 0.0058s | 0.01450s |
5ロリポップ(スタンダード) | 0.66s | 1.05s | 0.0030s | 0.00584s |
6さくらサーバー(スタンダード) | 1.65s | 1.99s | 0.0034s | 0.01349s |
名称 | HTML | WordPress | PHP | Ping |
---|---|---|---|---|
1ConoHaWING(ベーシック) | 0.44s | 0.40s | 0.0052s | 0.00585s |
2エックスサーバー(スタンダード) | 0.46s | 0.49s | 0.0019s | 0.01386s |
3スターサーバー(スタンダード) | 0.54s | 0.54s | 0.0058s | 0.01450s |
4コアサーバー(CORE-X) | 0.40s | 0.57s | 0.0170s | 0.00604s |
5ロリポップ(スタンダード) | 0.66s | 1.05s | 0.0030s | 0.00584s |
6さくらサーバー(スタンダード) | 1.65s | 1.99s | 0.0034s | 0.01349s |
名称 | HTML | WordPress | PHP | Ping |
---|---|---|---|---|
1エックスサーバー(スタンダード) | 0.46s | 0.49s | 0.0019s | 0.01386s |
2ロリポップ(スタンダード) | 0.66s | 1.05s | 0.0030s | 0.00584s |
3さくらサーバー(スタンダード) | 1.65s | 1.99s | 0.0034s | 0.01349s |
4ConoHaWING(ベーシック) | 0.44s | 0.40s | 0.0052s | 0.00585s |
5スターサーバー(スタンダード) | 0.54s | 0.54s | 0.0058s | 0.01450s |
6コアサーバー(CORE-X) | 0.40s | 0.57s | 0.0170s | 0.00604s |
名称 | HTML | WordPress | PHP | Ping |
---|---|---|---|---|
1ロリポップ(スタンダード) | 0.66s | 1.05s | 0.0030s | 0.00584s |
2ConoHaWING(ベーシック) | 0.44s | 0.40s | 0.0052s | 0.00585s |
3コアサーバー(CORE-X) | 0.40s | 0.57s | 0.0170s | 0.00604s |
4さくらサーバー(スタンダード) | 1.65s | 1.99s | 0.0034s | 0.01349s |
5エックスサーバー(スタンダード) | 0.46s | 0.49s | 0.0019s | 0.01386s |
6スターサーバー(CORE-X) | 0.54s | 0.54s | 0.0058s | 0.01450s |
- HTML→HTMLサイトの表示速度
- WordPress→ワードプレスの表示速度
- PHP→PHPの処理速度
- Ping→Pingの応答時間
※計測タイムが短いほど高性能サーバーになります、いずれも平均値を算出しています。
※計測データの参照元:表示速度テスト
エックスサーバー 稼働率
レンタルサーバーが障害などで停止すると、訪問者がWEBサイトにアクセスできなくなり、大きな損失に繋がる恐れがあります。
こちらでは、エックスサーバーの稼働率を調査しました、エックスサーバーから当方に割り当てのIPアドレスを常時モニターしております。
また、当方が日頃活用している6つのサーバーの過去3ヶ月の稼働率も比較できます。
名称 | 10月ダウン時間 | 11月ダウン時間 | 12月ダウン時間 | 稼働率(平均値) |
---|---|---|---|---|
さくらサーバー | 48分 | 0分 | 0分 | 99.96% |
コアサーバー | 0分 | 0分 | 0分 | 100% |
スターサーバー | 0分 | 0分 | 0分 | 100% |
ロリポップ | 0分 | 0分 | 0分 | 100% |
エックスサーバー | 5分 | 0分 | 3分 | 99.99% |
ConoHaWING | 0分 | 0分 | 0分 | 100% |
個人ブログなら稼働率はそこまで意識する必要はないと思いますが、企業サイトの運営となると稼働率の良いサーバーを選ぶことは重要になります。
サーバー稼働率の算出方法についての詳細は下記を参照してください。
エックスサーバー プラン早見表
プラン | 初期費用 月料金※ |
MySQL WordPress |
マルチドメイン | SSD容量 |
---|---|---|---|---|
スタンダード | ¥0 ¥1100 |
無制限 | 無制限 | 300GB |
プレミアム | ¥0 ¥2200 |
無制限 | 無制限 | 400GB |
ビジネス | ¥0 ¥4400 |
無制限 | 無制限 | 500GB |
※上記で表示している価格は税込みです。
※1年契約した場合の価格から、12で割った数値を月料金としています。
プラン | 転送量/日 | CRON | Nginxサーバー | お試し期間 |
---|---|---|---|---|
スタンダード | 無制限 | 無制限 | ○ | 10日 |
プレミアム | 無制限 | 無制限 | ○ | 10日 |
ビジネス | 無制限 | 無制限 | ○ | 10日 |
※転送量とCRONについて、サーバーに過度の負荷がかかってしまう場合は、制限されることもあります。
プラン | 無料SSL | 電話サポート | プラン変更 | Xアクセラレータ |
---|---|---|---|---|
全プラン共通 | ○ | ○ | ○ | ○ |
表示速度とサーバー刷新度で選ぶならエックスサーバーが一番優れています、レスポンスの良いサーバーを選ぶことはSEO面でも大きなメリットがあります。
設定画面の使いやすさでも、エックスサーバーがとても分かりやすいですね。初心者に方にとってはポイントが高いところ!
エックスサーバーは月々の価格が高めですが、本気でWebサイトを運営するなら、多少無理をしてでも高性能サーバーにすべきだと考えています。
お試し期間で評判のエックスアクセラレータを体感してみましょう!
エックスサーバーのお支払い方法
エックスサーバーでは、「クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込・ペイジー決済・あと払い(ペイディ)」5つの支払い方法が選択できます。
おすすめの決済方法は、やはりクレジットカードとあと払い(ペイディ)決済です、即時決済されるため本契約まで短時間に完了できます。
エックスサーバーのお支払い方法は次の通り↓
- クレジットカード
- コンビニ決済
- 銀行振込
- ペイジー決済
- あと払い(ペイディ)
※あと払い(ペイディ)とは、ペイディにメールアドレスと携帯電話番号を登録することで、後払いができるサービスです。事前にエックスサーバー(登録情報)でのSMS認証が必要です。
エックスサーバーは5つの支払方法があります、あなたのライフスタイルに合わせて支払い方法を選びましょう。
エックスサーバーに関する掲示板
孝太郎:2020年12月23日 20時11分
エックスサーバーについて評判を調べているのですが、悪評や欠点があまり見当たりません、月々の料金が約1000円と他社より高いので性能も良いのでしょうか?よろしくお願いします。
admin:2020年12月24日 09時19分
レンタルサーバーの性能は、基本的に価格と比例することが多いです、ただ最近のエックスサーバーは夜間の混雑時の表示速度が遅くなることがあります。エックスサーバーはサポートが良いので初心者におすすめです。
ぐっさん:2022年12月03日 21時36分
エックスドメインのレジストラロック解除なんですが、もう48時間も経過しているけど、まだ解除されない?
エンジニ屋:2022年12月06日 09時51分
おそらく設定の変更後は「解除中」になります?この解釈は「只今、解除を行っています」ではなくて「既に解除になっています」の意味です。